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ただいま工事中

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院内改装工事のため19日まで改装中です。 ご不便をおかけいたしますが お待ちください。  菊地

あなたは痛くない?!

先日、こんな訴えをした患者さんがいらっしゃいました。先生、右の上の歯が痛くて以前その歯を治 療していただいた先生に相談したんですけど。「あなたの歯は痛くありませんし治療するところはありません。」と言われてしまったと。  その話を聞いて私はすぐに自分の母の話を思い出しました。私の母が「足がしびれて歩けない」と病院に行って訴えたところレントゲンや検査をした後に、「なんでもありません」とそれで診察が終わってしまったとのこと。どうして、こんな漫才のようなことが起こるのでしょうか?  先の話は、最初に歯科医の自己防衛が先立ってしまったのでしょうか?患者さんはあくまでも、治療した先生にクレームうを言いたいのではなく、痛みで困っていることを素直に訴えているので、ここで痛みがあると言うことを受け取るところからしか物語は始まらないはずです。そこのスタートのところからコミュニケーションが成り立たない不幸はどうしたらいいのでしょう。  次に母の例から言うと訴えを聴き、どうして「しびれがあるのでね、検査したのですが私にはなぜしびれがあるのかわかりません」と言えないのでしょうか。現在の医学が人体のすべてを解明している訳でもなく、お医者さんや歯医者さんも人間の体のことをすべて理解しているはずがありません。そんなことは患者さんだって知っているはずです。  このような話はよく私どもも耳にし、例は枚挙に遑がないです。そこに潜むのは、医療従事者の資質や教育の問題でしょうか、話を聴くことができないシステムにあるのでしょうか?最初に自分自身を守らなければならないこの世が悪いのでしょうか?どちらにしろ今日も不幸な患者が生まれています。そしてそれを感じている多くの人は沈黙し我慢し次の医療機関や整体、針灸などの治療院へとさまよっているのではないかと思っています。

カットオフポイント

病気なのに見落とし、病気でないのに治療をしてしまうなど、いわゆる擬陰性、擬陽性の問題があ る。これを明確に100%対応するのは難しい、必要以上に検査をすることや必要なのに検査をし ないことは問題、ではそこの塩梅をどうするか? 臨床的直感って大事なような気がする。また慢 性の疾患の場合、時間の経過をみるというのは非常に有効な手段では無いかと思う。さらに患者 の性格価値観にもより、ますます判断に混迷は深く、まして最終的に介入となったらどうしたらよい か、いつも迷います。いつか、この悩みは解決するのだろうか。判断を下した後でもさらに迷ってい る、自分に嫌気がさします。 かぶせ物の中で虫歯が進んでいたりすると考えさせられます。 独り言です。

人の振り見て・・・・

ブログを書くのもなかなかその気にならないと書けない。たいていは日々の雑務に悩殺されて どうしても後回しになってしまう。というわけでやはり気が向いたら書きます。 昨日は、院内のエアコンの分解掃除。事前に早朝医院に行かなくていいように鍵の手配をして 自宅にいたら、ブレーカーを切らないといけないという連絡。ブレーカーがある部屋は カルテもおいてあるので事前に施錠してあったところ。うーん手際が悪いなーと鍵を開けに ひとっ走り。まてよ、同じようなことが以前にも・・・銀行で印鑑証明が足りないと後から 連絡があったことがあります。それなら最初から2通いるっていってくれればいいのに・・・・ でも、菊地歯科でも同じようなことがないか確認しなければ、たとえば噛み合わせをみるために 入れ歯を持ってきていただくことを忘れないようにとか、人の振り見て我が振り直せですな~。